【注意!】業務委託サロンの闇!?業務委託サロンを選ぶ際の注意ポイント

美容師さんの働き方は最近急速に多様化してきました。
昨今フリーランス美容師もどんどん増えており、
同時に業務委託サロンが急速に増加しています。
業務委託サロン事業のみで、株式上場する企業も出てきました。
また、業務委託含めフリーランス美容師になれば、自由に働くことができ、より多くの給料がもらえるためメリットがたくさんあります。
しかし、そんな業務委託サロンで働いて、後悔している美容師さんからの相談もたくさん受けています。
これから業務委託サロンで働こうと思っている美容師さんは応募の際に注意が必要です。
この記事では、業務委託サロンの闇について解説します。
業務委託サロンで働いている、もしくは働こうと思っている美容師さんに読んでいただきたい記事となっています!

美容師が正社員から業務委託に流れている背景

これまでは正社員として働いている美容師さんがほとんどで、「低賃金」「劣悪な労働環境」というイメージを持っていた方が多いかもしれませんが、
ここ最近は、このようなイメージを改善するために、業務委託サロンやシェアサロンなどのフリーランス美容師が活躍できる業態が注目されてきています。
若い時は安月給で、技術が得られたから独立する。独立までに10年かかる。というのは一般的でなくなりつつあります。
我々も、美容業界は今後フリーランス美容師が活躍できる時代になっていくと確信しています。
先ほども述べましたが、
業務委託(フリーランス美容師)では

  • 売上の還元率が高い
  • 自由に休める

などのメリットがあり、業務委託サロンに美容師さんが流れてきています。

また、現代は情報社会とも言われ、どこでもすぐに情報が取れる時代。
これまでのように、情報は特別な人脈から取得するのではなく、皆平等に自らネットを調べ取捨選択して情報を取ることができる時代です。

つまり、「このサロンなら〇〇万円もらえます!」のような情報にすぐに辿り着ける時代なのです。
美容師業界の平均年収は300万程度。全業界の平均年収は450万円ほどなので、美容師は平均年収が低いということがわかります。
これらに不満を抱えている美容師さんが業務委託サロンに流れてきているというわけです。
参考までに、独立した際の年収をまとめた記事をこちらからチェックしてみて下さい!

こんな業務委託サロンは危険!

業務委託サロンを運営する側のメリットとしては、

  • 雇用関係を結ばないためリスクが低い
  • 社会保険料を支払わなくても良い
  • 人件費が固定化しない

などが挙げられます。
代わりに、高還元の給料が支払われるという仕組みになっています。
ここからは業務委託サロンの闇について紹介します!

闇1. 副業不可

業務委託契約にすることで、社会保険料を支払わなくても良いなどサロン側に有利なメリットのために積極的に業務委託契約を活用しているサロンも多くあります。
そのため、フリーランス美容師の働き方を支援せず、売上利益だけを求めたサロンの場合、もちろん長く働いてもらった方がいいので、副業禁止となっている業務委託サロンもあります。

闇2. 報酬を売りにしている

業務委託サロンは報酬の高さを売りにするサロンが多いです。
働く美容師さんは報酬だけでサロン選びはしないですよね?
そもそも、報酬だけのために集まったサロンは全然魅力的ではありませんし、
美容師同士のつながりも良好な関係を築けません。

闇3. 掛け持ち営業を強要する

掛け持ち営業とは複数人を同時に捌くことをいいます。
ほとんどの場合、業務委託サロンにはアシスタントが所属していません。
そのため、自分のキャパシティに合わない仕事量を押し付けられることも多々あります。
もちろん、美容師一人当たりの時間単価を上げれば上げるほど利益が拡大できますので、美容室側からすると客数を増やしたいので、掛け持ちを強要する場合もあります。
掛け持ち営業をするとお客様を待たせてしまい指名していただけなくなったりするので、要注意です!

闇4. 店内が劣悪の環境

スタッフが店舗に帰属しておらず、掃除等を徹底していない業務委託サロンもあります。
掃除は業務委託契約内にルールとして入っていないケースもあるからです。
細かいところまで美化が行き届いていない美容室にはお客様も集まりませんし、働く美容師さんも働きづらい環境のサロンとなります。

闇5. 個人事業主届けの提出がない

基本的にフリーランス美容師は業務委託サロン側に個人事業主届を提出することになります。
提出を求められない場合は、イコール何もやってくれないと考えるべきでしょう。
そのような業務委託サロンの場合、スタッフ個人の事情は一切関係ないと言うスタンスなので、とても危険です。

闇6. サポート体制がない

闇5. に続けて、スタッフのサポート体制が整っていない業務委託サロンの場合、確定申告などは自分自身でやらなければなりません。
確定申告をしないと納税をしないことになるので脱税になります。
サポートが手厚い業務委託サロンの場合は、専属の税理士さんがついていたりします。

確定申告についても詳しく解説しているので、こちらをチェック!

将来起こるだろう闇

2023年にインボイス制度が始まることはご存じですか?
インボイス制度とは、取引内容や消費税率、消費税額などの記載要件を満たした請求書などを発行・保存しておく制度のことを言います。
結論だけ述べると、インボイス制度が始まることで、免税事業者の美容師さんもインボイスが求められれば、課税事業者(=消費税を支払う必要がある事業者)にならなければなりません。

無理矢理、課税事業者にさせられて、仕入れ額が少なく控除額も少ないため、消費税だけ高く支払う羽目になることが容易に想像できます。

詳しく知らない方は絶対知っといた方がいいので、こちらを必ずチェックお願いします!

まとめ

いかがでしたか?
今回は、フリーランス美容師として業務委託サロンと契約を結ぶ前に必ず注意していただきたい内容をまとめました!
業務委託サロンの闇というテーマで解説してきましたが、業務委託サロンにも多くのメリットがあります。
当サイトではシェアサロンや面貸しサロンを活用した独立の方法をお勧めしています。

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