昨今、美容業界の働き方は多様化しています。
会社に縛られずに、自分のやりたいように働くことができるので、自由に実現することが可能となりました。
自分でサロン経営をするか、サロンで正社員として働くだけではなく、フリーランスとして働くという選択肢が注目されています。
フリーランスのアイリストの特徴としては、「開業・独立のハードルが下がる」「収入が上がる」「自由に働くことができる」などがあり、注目を浴びている理由とも言えます。
他の業種のフリーランスと同様にフリーランスの美容師のことを指します。
他業界同様、ようやく美容業界でも同様にフリーランスが増加してきました!
今回は、美容業界の中でもアイリストに注目してご紹介していきます。
シェアサロンといえば、美容師さんだけをイメージする方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、アイリストさんも美容師さん同様フリーランス化が加速度的に進んでおります。
また、フリーランスのアイリストの働き方には二つのタイプがあり、シェアサロンや面貸しサロンで活動しているパターンと、業務委託サロンと契約をして活動する方がいます。
今回は、一つ目のフリーランスのアイリストが利用する面貸しサロンについて解説します。
別の記事で関連の記事を投稿しています。
是非チェックしてみてください!
また、シェアサロンの中でもGO TODAY SHAiRE SALONさんはアイリストやネイリストの方専用のシェアサロンも立ち上げています。
特集記事がありますので、ぜひご確認ください^^
シェアサロンと面貸しサロンの違い:https://sharelon.net/space/351/
参考)GO TODAY SHAiRE SALONアイリスト:https://www.youtube.com/watch?v=Qj5gG4Hxhmc
そもそも面貸しサロンって何?
そもそも面貸しサロンとは何かご存知でしょうか?
面貸しとは、お客様が入っていない空いた時間に余っている鏡や席を外部のフリーランスとして活動する美容師さんにレンタルすることを言います。面貸しサロンはミラーレンタルと言われたりもします。
アイリストさんにとってサロンを開業するのはかなりの難易度。初期費用だけでも数千万円の負債を抱えることになります。
フリーランスのアイリストで面貸しを利用すれば開業コストを抑えることができます。
また、面貸しの場合フリーランスアイリストが「買い手」となり、サロンのオーナーが「売り手」都内ります。
そのため、フリーランスアイリストは、お客様から直接売り上げを預かり、その中から利用料を面貸しサロン側に支払うという形になります。
また、サロン側は空いた時間を有効に埋めることが出来ます。
面貸しの契約は様々です。
主に二つ
- 売上の〇〇%を支払う(40~50%が相場)
- 利用料1時間当たり〇〇円を支払う(1,500〜2,000円が相場)
と言った形で、サロン側へ支払いを行います。一般的にはフリーランスアイリストとして独立し、面貸しサロンを利用した方が普通に正社員として働くよりも収入が上がる傾向にあります。
面貸しサロンを利用するメリット
実は、面貸しはアメリカなど先進国において美容師の働き方として一般的なシステムです。
サロン側にも非稼働部分の活用ができ、収益につながりメリットが大きいことから日本でも今後増えていくと予想されます。
①開業までの準備期間に経験ができる
サロンで正社員として勤めている時は担当が分かれて仕入れを行ったり、サロン側が集客などはしてくれたと思いますが、フリーランスアイリストになったら違います。
フリーランスアイリストは、自分で予約や仕入れの管理、集客、会計など全てのことをやらなければなりません。
当然ながら、開業をして自分で店舗を持つ場合同様のタスクが発生します。
いつか自分で美容室を開業したいと思っている方は、まずはフリーランスアイリストとして活動すれば経験につながります。
おまけに、面貸しサロンを利用する際は俯瞰して店舗を見れば稼働率や人員の配置などをみて学ぶことができます。シェアサロンで活動するよりも、通常のサロンを立ち上げたい方はメリットがあると言えるでしょう。
また、正社員として働くよりも収入が上がるという特徴を活かし、開業の軍資金にするのも良いと思います。
②初期費用がかからない
これはフリーランスアイリストのメリットだと思いますが、開業資金が必要ありません。
サロンを開業すると、物件取得から内装、シャンプー台などの設備投資を考えると数百万から数千万はかかるので開業資金が必要なく独立できるのは大きなメリットです。
また、シェアサロンの場合、初期費用が発生したりランニングコストがかかったりします。
しかし、面貸しサロンの場合は基本的にスポット利用がほとんどのため、定期的に出ていくコストを抑えリスクが下げられるのも特徴です。
③【これが一番メリット】自分の都合で働ける
面貸しサロンを利用すれば、自分の都合に合わせて働くことができます。
例えば、家族との時間や他のお仕事との兼ね合い、プライベートの予定などに合わせて働けることがとても魅力的でしょう。
例えば、腕が良いママアイリストさんなんかはぴったり当てはまります。自分で集客はできる、しかし、子供の世話などもあるなんて方であれば、スポットで席だけを利用し、自分で集客をすれば成立してしまします。
また、業務委託サロンなんかで働いている方が空いている時間に個人の活動として利用したり、夜の時間帯だけヘアメイクのお仕事等で繁華街のサロンを利用したりなどができるので副業に向いています。
面貸しサロンを利用するデメリット
もちろんメリットがあればデメリットもあります。リスクを知った上で、面貸しサロンを利用しましょう!
フリーランスアイリストが面貸しサロンで働くことデメリットがこちら
①集客やトラブルなど全て自分でやらなければならない
言わずもがな、フリーランスアイリストになったら全ての業務を自分一人でやる必要があります。集客はもちろん、仕入れや会計なども。
また、トラブルが起こってしまった時は自分で対応しなければなりません。これは面貸しに限ったものではないかもしれません。
②収入が安定しない
こちらも当然ですが、フリーランスアイリストになったら集客が確定されるわけでもないので、必ず一定金額の収入が得られるといった保証がありません。
極端に言えば、1ヶ月お客様がこなかったり、働かなかったら0円です。
これも面貸しに限ったものではないかもしれません。
③【これが一番のデメリット】備品を毎回持っていく必要がある
アイリストにとって欠かせない仕入れ。幅広くメニューをやっている方ならたくさんの商品を仕入れる必要があります。シェアサロンであればロッカーが用意されています。
しかし、面貸しサロンであればスポット利用が基本なので、ロッカーを貸してくれたりはしません。
これが面貸しサロン特有の最大のデメリットと言えます。
面貸しの料金体系
主に2パターン
- 歩合
- 時間
①歩合の場合
歩合とは、アイリストの売り上げに対して、〇〇%の支払いを行うという料金体系です。
相場はおよそ、売上全体の40~50%が支払額になります。
②時間の場合
時間とは、アイリストの売り上げに関わらず、1時間〇〇円のような形で利用することができる料金体系です。
大体1時間1,500〜2,000円が相場になります。
具体的に計算してみよう
例えば、
- 利用時間:5時間
- メニュー:まつげエクステのみ
- 客単価:一人当たり6,000円
- 客数:5名
したとしましょう。料金体系はそれぞれ相場の高い金額を想定とします。
パターン | 売上 | 支払額 |
歩合の場合 | 30,000円 | 15,000円(50%) |
時間の場合 | 30,000円 | 10,000円(2,000円×5時間) |
お客様の回転数が早い場合は圧倒的に時間を選んだ方が良いという結果になります。
しかし、利用時間を気にして施術に集中できないという方もいます。そういう方はリスクも少ない歩合を利用することをお勧めします。
面貸しサロンの見つけ方
そもそもここまで面貸しサロンについて解説しておいて、探し方がわからない方もいらっしゃいますよね。
参考までに現在全国で1,000事業者以上のサロンが面貸しとして席を提供しています。
詳しくは別の記事で紹介しています。
こちらを必ずチェックしてください!
まとめ:面貸しがおすすめな方
いかがでしたか?
アイリストさんにとって面貸しサロンを利用することで副業やママさん時短で利用できたりとメリットが大きくあります。
また、マツエクや眉毛サロンは最近流行しており、以前よりも売上が上がった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
面貸しサロンをうまく利用し、アイリストとして独立のチャンスを伺ってみることをお勧めします!
この記事はフリーランスのアイリストとして独立を考えている方に参考にしていただけると幸いです!
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