フリーランス美容師は1日何人のお客様を施術してるの？【美容師は時間単価が命】

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フリーランス美容師は1日何人のお客様を施術してるの？【美容師は時間単価が命】

2022.05.16 / 最終更新日：2022.05.16

フリーランス美容師は基本アシスタントがいません。マンツーマンで美容師さんが施術をしたら何人を担当できるのでしょうか？
今回は美容師がマンツーマンでお客様を担当した場合、約何人対応できるかを解説します！
フリーランス美容師の方やフリーランス美容師として働くことを検討している人にぜひみたい記事となっています！

美容師は時間単価が命

美容師は客単価ではなく、時間単価で生産性を上げることが必須です。
時間単価を上げることで利益に直結します。
また、美容業界全体で見ても、慢性的な人手不足となっており、必然的に時間単価を上げて効率化していかなければ解決されません。
一般的には約10分で1000円を目指すのが平均となります。
つまり1時間で考えると6000円となります。

時間単価で考えると、この6000円からどれくらい単価を上げれるかが肝となります。
単価アップについてはこちらの記事を参考にしてください！

月に22日勤務し、1日10時間（内1時間は休憩）で計算をすると
1,188,000円が月の売り上げになります。
この売上を目指すためには時間単価軸で売り上げを見ることをお勧めします。

時間単価から見た方がいい理由は、美容業界の構造にあります。

労働集約ビジネスだから
メニューが複数あるから
メニューに応じて所要時間が出せるから

これらの理由から美容師さんは時間単価に注目した方が良いと言えます。
例えば、QBハウスなど1,000円カットがなぜ成立するかというと、1人を10分で捌けるからです。1時間に6人来店すれば時間単価が6000円に到達します。

まずは、時間単価の重要性について理解いただけましたでしょうか？
ではここから美容師さんが何人を対応するかについて言及してきます。

1日の平均は5,6人ほど

最近は専門店化している美容師さんも多くなってきましたが、実態としては基本カット・カラー・パーマなど全てのメニューに対応されている方が多いかと思います。
これまでフリーランス美容師さん20人ほどにヒヤリングした結果、
それぞれのメニューを同割合で注文を受けたら平均が5,6人ほどでした。
しかし、美容師にとって客数は関係なく、一番影響するのが時間単価ということを忘れないでください。

メニューによって客数は変わる

フリーランス美容師さんは自分でメニュー構成を考えることができます。
それぞれのメニューに応じて所要時間はこちら

カット：60分
カラー：90分
カットパーマ：120分
カットカラー：120分
縮毛矯正：120~180分
トリートメント：60分
前髪カット：15分
眉毛カット：10分

カウンセリングが大体初回30分、再来10分だとするとここに上記メニューにプラスされます。

当然ながら掛け持ちを増やすと時間単価が上がります。
そもそもあなたが美容師さんなら釈迦に説法ですが、掛け持ち営業をすることで回転数が上がり時間単価が上がるので、アシスタントの存在はとても大きいと言えます。
フリーランス美容師でシェアサロンを利用してもアシスタントと一緒に入ることができるところもあります。
是非探してみてください！

実際ヒヤリングしてわかった客数

フリーランス美容師は時間に縛りはありません。例えば、メニューはメンズカットのみの方もいらっしゃいましたが、その方は一日12人ほど施術しているとおっしゃっていました。
逆に、縮毛矯正に力を入れている方にお聞きしたところ平均3人とおっしゃっていました。
また、アシスタントをつけた場合、1日40人ほどを対応している方もいるとのこと。
もちろん綺麗に予約が全てびっしり埋まった場合だと思います。